乳がんにかかる人は、年間でおよそ35,000人といわれています。毎年、その数は増え続けており、現在では30~60代で、20人に1人が乳がんになる計算だそうです。
とくに30代後半から増え続けるそうですが、一昔は閉経後は安心といわれていた70代以上の乳がんも増加しているそうです。
そして、20代だからといって安心できないのが乳がんの特徴です。30代以上の年代ほど多くはありませんが、20代で乳がんにかかる人も少なくはないのです。
また、男性の乳がんも起こらないわけではありません。
つまり年代に関係なく、男女に関係なく誰でも乳がんを患う可能性があるのです。
閉経後に発生率が下がるのは、エストロゲンという女性ホルモンが閉経によって減少するからだと考えられています。月経がある間というのは、エストロゲンが分泌されている期間だといいかえることもできます。
つまり、初潮が早かった人は、女性ホルモンが作用している期間が長かったということになるのかもしれません。
また、未産の女性は、月経期間が長いため、乳がんのリスクは高いといえるのだそうです。
そして最近では、閉経をしたからといって安心できる、というものでもなくなりました。
米国での乳がん発症率は、 日本に比べて非常に高く、7人に1人がかかるといわれています。
これは、動物性脂肪や動物性たんぱく質の摂りすぎが原因の一つと考えられていて、日本人の食生活が米国に近づいているからだとも指摘されています。
食生活の欧米化や肥満もエストロゲン の過剰分泌を招くと考えられているのです。