乳房のしこりや痛み、かゆみや分泌液の存在が乳がんを疑う代表的な症状といえます。しこりであれば、小さければ小さいうちに発見することが非常に重要です。
一般的な自己触診でも5ミリ~1センチ程度までしこりが成長すれば見つけやすくなるそうですが、できることならもっと小さいうちに発見したいものです。
そういった意味でも「しこりを感知しやすくする」リヴエイドは有効です。しかし、前述したように、パジェット病のようなケースもあります。
また、しこりが発見されなかったからといって安心しきってしまうのも危険です。やはり、定期検診は不可欠なものだと思います。
それでは、しこりや痛み、かゆみなどのほかに、乳がんにはどういった症状があるのでしょうか。
まずエクボのようなくぼみがあります。しこりが皮膚に近いところにあると、皮膚が引っ張られるためにへこみが生じることがあるんだそうです。
また硬がんでは、赤く腫れることもあります。脇の下が腫れたり、リンパ節に転移してリンパ液の流れが悪くなることで、腕が痺れることもあります。
さらに遠隔に転移していれば、それぞれの臓器の症状が出ます。
乳がんは、とくに骨や肺、肝臓や脳へ転移しやすいということです。この段階に入ると、それぞれの臓器の症状に合わせた検査・治療が必要になります。
乳房の病気は、乳がんだけではありません。見つかったしこりが良性の場合がほとんどです。
乳腺繊維腺種や嚢胞、良性の場合の葉状腫瘍などが良性のしこりの代表的なものです。
しこり以外の乳房の症状としては、月経前の女性ホルモン影響で乳房が張って痛んだり、乳頭から出血を伴う乳管内乳頭腫などがあります。
しっしんも軟膏などを塗ってすぐに治るなら問題はありません。くぼみについても、乳管拡張症などの可能性も考えられます。
乳房には、ほかにも様々な症状が起こることがありますが、気になったらすぐに受診することが大切です。