残念ながら日本では、乳がんになる女性が年々増え続け、亡くなる人も1万人を超えているそうです。
対してイギリスや米国では、死亡者の数は、年々減少しています。極めて乳がんにかかる人が多いイギリスやアメリカでは、国を挙げて乳がんの啓蒙活動に力を入れ、検診の重要性を認知する人が増えていることから、早期に発見して適切な治療を受けている人が多いのだそうです。
対して日本では、まだまだ検診の重要性を認知している人は、多くありません。
しかし、日本でも20人に1人が乳がんになっているという事実があり、これは決して少ない数ではありません。
また、乳がんとは、年齢に関係なく発症する病気です。「若年性乳がん」で検索しても、非常に多くのサイトがヒットします。
なぜ今、若い人に乳がんが増加しているのでしょうか。はっきりと明言することはできないのかもしれませんが、前項でも挙げたように、食生活の欧米化が大きな原因の一つなのかもしれません。
1950年代には1,500人強の死亡者が、2007年には1万人を超えています。1950年代の日本人の食生活と現在の食生活は、大きく異なります。
また、ストレスの影響で20~30代前半の女性で乳がんにかかる人が増えているという説もあります。
体格の差も原因の一つとされていますし、昔の女性が若くして子供を沢山出産していたのと比べると、現代の女性は未産な人も多くいます。
つまり、現代の女性は月経の期間が長いということで、これが前項でも触れたエストロゲンの過剰分泌を招く原因だとも考えられています。
乳がんにかかる人がとても少なかった昔と比べ、環境も食生活も体格も、現代の女性は大きく異なります。
乳がんのリスクが増している現代に生きる女性は皆、もっと深く乳がんに関心を持つべきだと思います。